【宅建】合格に必要な勉強時間は?4月5月が絶好の始め時?

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宅建合格に必要な勉強時間と勉強期間は?

宅建に合格するのに必要な勉強時間はどれくらいでしょうか?

まずは大手予備校サイトの情報から比較してみます。

予備校・教材勉強時間・期間表現
TAC350~400「合格するまでの学習時間は、標準的に考えれば…」(「少なくとも250時間」とも)
LEC300「合格者の標準的な」
ユーキャン6か月「標準学習期間は」

(参考・引用)TAC公式サイト https://www.tac-school.co.jp/kouza_takken/takken_faq_04.html     LEC公式サイト http://www.lec-jp.com/ad/takken/takudoku/     ユーキャン公式サイト http://www.u-can.co.jp/%E5%AE%85%E5%BB%BA/schedule/

個人ブログなどでは「100時間で」とか「3週間」とかもでてきますが…

「標準」では300~350時間と考えるのが妥当ではないかと思います。

仮に300時間を確保するとすると「期間」はこんな感じになります。

毎日の勉強時間必要日数必要月(およそ)スタート時期
13001012~1月ごろ
1.52006.64月ごろ
215055月半ばごろ
31003.37月ごろ
4752.58月ごろ

たとえば毎日2時間だと5か月ですね。

試験日(毎年10月半ば)から逆算してスタート時期を割り出しましょう。

あるいはスタート時期が決まっている方は毎日の時間確保の目安にしてください。

ただし、長丁場ですので途中でやる気が落ちてしまったり、仕事などで忙しくなってしまったりはありえます。1ケ月程度はプラスして見積もっていた方がよいかとは思います。

管理人はどれくらい勉強した?

一般的にどれくらいという話はわかったところで・・・

せっかく書いているので参考に自分の勉強時間をご紹介。

管理人の場合下表のとおり、宅建合格までにかかった累計時間は約300時間です。(→とても一般的でした…)

結果勉強時間期間
1年目不合格(合格点-1点)31/32200時間6ケ月(4か月)
2年目合格(合格点+7点)38/31100時間2か月
累計300時間8か月(6か月)

※なお、時間は正確にはかっているわけではありません。体感的な毎日の平均時間、また音声教材の再生・過去問演習などにかけた時間からはじき出しています。  ※期間の( )内は実質の期間です。1年目、4月の終わりに始めてはみたものの、恥ずかしながら勉強開始1か月くらいで挫折して2か月間ほぼ何もしなかったので・・・。

300時間かかったわけですが、自分では合格に必要な時間は「およそ250時間」であったと思います。

どういうことかというと・・・

まず1年目は1点足りずに不合格だったわけですが、その時の勉強時間はというと・・・約200時間です。

200時間でも十分合格ラインにのっている手ごたえはありました。実際にケアレスミスを2問分してしまったことも敗因の一つでした。

(余談)話は逸れますが・・・ケアレスミス注意という話
管理人が落ちたこの平成26年度というのは「誤っている(正しい)ものはいくつあるか」というパターンの問題がなぜかとても多かったです。そしてそれを2問分逆に(謝っている肢の数ではなく正しい肢の数を)答えてしまいました。結果は1点足りず不合格…。しかもその間違えた2問は四肢の全ての正誤を正しく判断できていたので、悔やんでも悔やみきれませんでした。1か月くらいショックを引きずりました…。そのせいで翌年100時間を余分に投資することになりました。長々と書きましたが、言いたいことは…
試験中のケア・ミス防止に向こう1年間の命運がかかっているかも…最後まで気を抜かずしっかりやりましょう、というお話。

次に2年目の話。1年間も空いてしまうとほとんど忘れていますので、まず基礎知識を思い出して合格ラインに戻すだけでけっこう時間がかかります。←たぶん20~30時間くらい?

また絶対に合格できるくらいレベルまで引き上げようと思ったので、100時間くらいかけました。結果、相対的に高得点(合格点+7点)で合格してしまったので、ここまでやらなくてもよかったかなという感じです。

まとめると、

  1. 1年目200時間で合格ラインにはのっていた。(ミスなしでもギリギリだけど)
  2. 200時間+(20~30時間)やればちょうどいいくらいの得点で合格できたかも。
  3. 2年目は思い出すための時間が結構かかっている。(20~30時間)
  4. 2年目は完璧に仕上げようとしすぎたのでその分が余分。(30~40時間)

これらのことから考えて「1年でストレート合格」を前提に考えると、自分が宅建合格に必要なレベルに達するのに必要だった時間は「約250時間」であったと思います。

何かの参考にしていただければ幸いです。

(ちなみに)勉強時間内訳

ちなみにこの記事を書きながら改めて300時間どんなことをやっていたんだろう?って自分で思ってしまったので記憶をたどって内訳にしてみました。

内容時間
1年目インプット概要把握(入門マンガ等含む)10100
講義音声+テキスト読み70
講義音声倍速(通勤中に聞き流し)20
アウトプットインプット内容に応じた過去問60100
本番形式・苦手分野過去問等20
直前の暗記・仕上げ20
2年目インプット講義音声倍速(通勤中に聞き流し)2030
テキスト読み10
アウトプット本番形式・苦手分野過去問等5070
直前の暗記・仕上げ20

※だいたいで割り出していますし、わかりやすいようにあえてキリのよい数字にしちゃってます。

実際には、教材のセクションごとに講義音声+テキストで基礎知識吸収→そのままその部分の過去問演習というパターンの学習でした。したがってここのインプットとアウトプットの切り分けをする意味もあまりないのですが、あえて上記ではそういう分け方をしてみました。

時間がかかるのは勉強序盤~挫折を防止するために

最後に、勉強をはじめてみたけれど…最初の「権利関係」でいきなり苦戦している、時間がかかっている…という方に向けて書きたいと思います。

おそらく宅建ではみんな勉強序盤(つまり権利関係)が一番時間がかかります。苦戦します。なのでもし今あなたがそうだとしても、大丈夫です。それが普通です。

自分の経験から勉強時間を「科目」という分け方で考えるとこんな感じになると思います。

かけた時間の割合コメント
権利関係5他の科目に比べて圧倒的に初学のインプットがたいへんで繰り返す必要あり。過去問もかなり難しいので時間がかかる。
法令上の制限2暗記することは多い。個人的に興味が持ちにくくイメージもしにくかった。もっとスキマ時間を使えばよかった。
宅建業法2.5暗記すれば簡単。ただし逆に落としてはいけない部分なのでしっかりめに仕上げるのに時間をかけた。
税・その他0.5配点も多くない。難易度もふつう。これと言って感想はなし。

※「かけた時間の割合」というのは計測したわけではありません。勉強終了後の体感(時間と労力)イメージです

自分の場合、結果的に「権利関係」に半分の時間と労力をかけた感じになります。配点は40点中14点(35%)なのに…。

なので最初の方は学習スピードの点であせる必要はありません。「権利関係」を乗り越えると2倍~3倍のスピードで学習できるようになります。

また理解の点でもあせる必要はありません。「権利関係」は5割くらいの得点力でも他の科目が比較的かんたんなので十分合格できます。

もし「このままじゃ勉強が間に合わないのではないか…、合格レベルまで理解ができないのではないか…」と感じていても十分後半の学習で盛り返せるということです。

また「権利関係」は慣れて理解してしまえば、暗記事項は少ないので一気に楽になります。慣れるには時間がかかりますから、なんとな~く理解したらどんどん「法令上の制限」など他の科目に進みましょう。

先の科目に進みながら「民法」などにちょこちょこ戻って復習したり過去問で鍛えたりするのがおすすめです。

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