【宅建】何ができる資格?実際に取得しての魅力をご紹介

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宅建はどんな資格?

宅建士つまり「宅地建物取引士」は、不動産取引が適正なものとなるための重要な役割を担います。

普通の人(お客さん)は宅地や建物の知識や経験がありませんし、法律や専門用語も知りません。不動産という大きな金額が動く取引で、お客さんが業者に言われるままに契約させられてしまう、なんてことになったら世の中たいへんです。

そこで宅建士が活躍します。

特に契約書の中でも大事な部分、つまり「重要事項」を説明することでお客さんが不当な契約をさせられることがないように防ぐ役割を果たしているのです。

宅建のメリット・人気の理由

不動産関係への就職・転職

不動産企業では基本的に5人に1人以上の宅建士を確保しなければなりません。これは法的な決まりであるため、不動産企業にとって宅建士というのはかなり貴重な存在になるのです。

(例えば9人の事務所に宅建士が2人だったとして、宅建士1人が辞めたいと言い出したら企業側はピンチです。残った8人のうち宅建士が1人だけだと規定に達しません。オーバーしてしまった3人分をカバーするために新しい有資格者をなにがなんでも確保しなければならないのです。)

実際、経験がなくとも資格を持っている人材であれば積極的に採用を検討してくれる企業もたくさんあります。もちろん経験者で有資格者ということであれば食いっぱぐれる心配はないでしょう。

また宅建を持つ従業員に対しては資格手当が毎月支給されるというのが一般的です。そうやって企業側は有資格者を確保しようとしてくれます。また働く側にとっても毎月の固定収入が確実に増えるわけですから、宅建は不動産業界必須の資格と言われ続けているわけです。


仕事に役立つ

宅建資格を持っていて優遇されるのはなにも不動産業界だけではありません。

金融業をはじめ、不動産関連のプロジェクト・新規出店を進めている企業では優遇されることが多くなります。資格の取得を通じて学んだ不動産や法律の知識が役立つことが広く知られているからです。

また宅建では「契約」や「保証」など企業の営業活動に広く役立つ法律知識が得られるため、不動産業務に関わらない仕事でも知識として必ず役立てられます。

プライベートでも役立つ

家を購入する、あるいは部屋の賃貸契約をするということは多くの人が経験します。そんなときに必ず登場する契約書。普通の人はほとんど理解できていませんので、不利な契約をさせられていないか心配になってしまうというのはよくあることです。

ところが宅建の資格を取得しているとそんな心配とはさようならです。なにしろ資格を持っていない不動産営業マンより法的な面では詳しいわけです。管理人も何度もアパートの賃貸契約をしてきましたが、宅建取得後は契約書の内容に不安を感じたりすることはなくなりました。(むしろ内容が完璧に理解できすぎて楽しいくらいです。)

また宅建では「民法」がそれなりに大きなウエイトを占めています。そのため例えば「保証人」や「代理人」を頼まれる、知人と貸し借りの「契約」をする、「相続」やそれに伴う「税金」といった場面で、法的な知識が必ず役立ちます。


宅建資格は常に高い需要!

宅地や建物に関する営業活動はだれでもできます。特に資格がいるものではありません。

でも最終段階、つまり取引成立の最後に行われる「重要事項の説明」というのは前述したとおり宅建士しかできません

ですから企業側(不動産業者)はどんなに仕事をとってくる有能な営業マンを揃えても、宅建士がいなければ契約を成立させられないということです。

そしてそもそも宅建業者(不動産業者)は法律で一定数以上の宅建士を必ず事務所等に設置しなければならないことになっています。

つまりこれを満たせないとなるとそもそも営業活動ができなくなってしまうため、企業側も人材確保に必死です。規定以上の人数を確保するためどうしても有資格者がほしいという場合も実際にあります。もちろん不動産企業は従業員に対して常に資格取得を奨励しているということはよく知られています。

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