【LEC】中小企業診断士、一次模試を受けた効果

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診断士模試を受けるのにはそれなりに費用がかかります。

私は模試を高いと思っていましたが、結局受験してよかったと思っています。

せっかく受けたので一次模試の結果と得られた効果をまとめておこうと思います(二次は別記事で)。

 

目次

診断士一次試験の模試を受けた理由

私は他の資格試験では模試は受けたことがないので初めての模試を受けました。

一次試験で受けた模試内容は全部挙げると以下です。
  1. LEC「一次ステップアップ全国模試」自宅受験(5月)
  2. LEC「一次ファイナル全国模試」会場受験(7月)
  3. 「スタディング(旧通勤講座)」の「通勤模試」

 

かかった費用は、LECが約5000円×2で約10000円。(通勤模試はスタディング(旧通勤講座)に付属していたので実質0円。)

 

安くない出費ですが、受けることにした理由は以下です。
  1. 勉強計画が年単位と長期間で、現状の把握や戦略の修正が必要だと思ったから。
  2. 試験にかける費用総額を考えると高くはないと思ったから(もし落ちたら翌年の受験料の方が高い)

 

LEC1次の模試

LEC模試の問題用紙と解答解説写真。

ステップアップ模試の結果(5月=本試験まで3か月)

郵送形式でステップアップ模試を受験。解答解説も一緒に来るのですぐに自己採点・復習出来てよかったです。

ステップアップ模試の問題、解答解説、送付用封筒の写真。

3か月前の模試結果です。
よくこれで受かったな…

LECステップアップ結果

この時点から数えて半年前、つまり勉強開始前に実施したセルフ模試と全く同じ総合点(320点)でした

半年間かけて一周学習したのに、点数が全く変わらないというのはどういうことなのか…。

自分の学習スタイル(終盤に一気に上げる)的に、あまり変わっていないだろうなあとは思っていたけどここまでとは・・・。

ここから100点は上げる必要がある・・・徐々にペースを上げていきます・・・。

 

ファイナル模試の結果(7月=本試験まで1か月)

練習の意味も込めて会場受験でファイナル模試。会場受験の場合も終了後すぐに解答解説で確認できるのでよかったです。

LECファイナル模試7科目の問題と解答解説写真。

 

LECファイナル模試

5月の模試から2か月後、ややペースを上げてきたのにこの結果、ちょっとまずい可能性が・・・。

ここから試験本番まであと1か月60点分を上げていくのはちょっと厳しいか。

この時点で380点くらいあれば十分いけるなという感覚でいたので、ちょっとだけ焦ります。

生活の中心をすべて試験対策に切り替え、綿密にやるべきことを抽出していきました。

通勤講座の一次模試(講座に付属)

これはメイン教材にしていたスタディング(旧通勤講座)に付属していたものです。
模試の存在に気付いたのが遅かったため早めにやれなかった・・・。
結果的にまさかの1週間前にやるというあまり意味のない活用方法になりました。

結果(試験1週間前受験)

一応ギリ合格

総合点でなんとか合格点を超えたものの、比較的得意だと思っていた情報でまさかの足きりという結果・・・。

メインの学習教材の模試なので、ただ問題との相性がよかっただけという疑念も残る・・・。

 

以下それぞれの模試の特徴をまとめようと思いましたがLECだけにしようと思います。

スタディングは上記のように順位や判定が出るもので、特筆すべきところは見当たらなかったので。もちろん解説は充実していましたし終了後すぐに復習できるので十分です。

LEC模試の特徴

LEC解説は冊子型で会場受験なら終了後すぐ配布、自宅受験なら問題と一緒に送付されてくるのですぐに復習ができてよかったです。

ここでタイムラグがあると効率が一気に下がってしまうので。

後日採点をもとにweb上(または郵送)で判定がみられます。

当然ですが、平均点・偏差値・順位がわかります。

特徴は「必達」と「急所」にあたる問題があり、それをもとに評価してるっぽいこと。

「試験で落ちない力」と「試験で得点する力」をもとに4つの区分けで判定されます。

LEC分析表

 

問題ごとの正答率などのデータ、全体の得点分布も出ます。

LEC問題ごとの評価

「必達」と「急所」の問題ができているかどうかがわかります。

 

模試で得られた効果、まとめ

①勉強の計画上マイルストーンになった。

資格試験で年単位での勉強というのは初めてだったのでやはりモチベーションの浮き沈みは避けられませんでした。

そんな中で模試に申し込むとやっぱりせっかく受けるんだからっていう気持ちが働いてその日までにやるべきことが明確になります。

特に最初の勢いがなくなっていた5月に中間目標を置けたのはよかったです。

②本番と同じスケジュールで当日の注意点を確認できた。

2日もかけて1日中試験を受けたことがなかったので、いい体験ができました。

お昼ご飯を食べすぎると眠気で大変なことになるとか、夕方はどうしても集中力が切れるとか。

体験により本試験当日のイメージができたと思います。

③弱点の把握と基本の復習ができた。

普段の学習は単元別にやっているので、一度に全部のポイントや全科目をやるというのはいい機会になります。

忘れていたり、意外にも基本がしっかりできていないところがわかったり。

また本試験のようなイメージで受けると問題の印象も残りやすいですし、学習の密度が上がりました。

さらにLEC、スタディングともに解説が充実していたので、これをしっかりと読み込んでいくことで効果を上げられたと思います。

特に終了後すぐに解説で復習できたのが〇

④少しくらいの得意不得意は、得点にあまり関係ない。

これはちょっと得意かなとか苦手かなという程度の自覚は当てにならないことがわかりました。

たぶんそんな自覚より問題の難易度の方がはるかに得点に影響を及ぼします。

特に「情報」は問題との相性や難易度の影響がかなりあるっぽいのであまり当てにしない方がいいということも感じました。

それらの理由から結局全科目基礎を固めてまんべんなく点を取りにいくのが一番、という結論になりました。

その上で、暗記すればすればするだけ得点になる「中小企業経営・政策」でラストスパートしました。

 

まとめ

本試験一次合格後して思うこと…模試は安かったとは思いませんが、特別高い出費だったとも思いません。

単純に学習の効果だけを考えたら高い出費な気はするのですが、個人的にはモチベーション維持にかなり役立ったので。

もし落ちていたら翌年の受験料だけで模試3回分とかになるしな…
そう考えるとやれることはやっておいたほうがいいね。
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