1日中読解と記述問題をやり、最後は計算というラスボスまでやってきます。
当日は事例Ⅲくらいでやや集中力が切れてきます。
そして事例Ⅳの難問ではかなり思考が混乱したりします。
当日役に立つアイテム
実際にはコンディションを整えることに失敗し、全く眠れなかったのですが、当日はいろいろなアイテムを駆使してなんとか乗り切りました。
- ガム(眠気覚ましとリラックスにちょうど良かったです)
- 目薬(ドライアイ気味なのと、眠気を払うため)
- お茶2本(飲み物は長丁場なので500mで2本はあった方がいいです)(コーヒーを持参している人も多数見かけました)
- フェイスペーパー(初めて使用しましたがこれが一番持っていって良かったです、額から首まで拭くと一気にさっぱりして気合が入ります)
- チョコ(プロ棋士を見習って糖分補給)
- めぐりズム(けっこう香りが強いのがキズ。周りの方に迷惑かもと思って短時間にしました)
休憩時間のルーティーン
- 終了後まず目薬(目を回復)
- ガムを噛みながらストレッチしながらトイレに並ぶ(リラックスと疲労回復)
- チョコとお茶(水分と糖分を補給)
- フェイスペーパー(目覚まし効果と気合い入れ)
ルーティーン化するつもりはなかったのですが、当日なんとなくこれを儀式のように繰り返したことで試験に集中できたように感じます。
昼休みは、上記に昼食でおにぎり1個、めぐりズムで仮眠を加えました。
ちなみにこれらのアイテムは全部「ふぞろい」(二次試験対策の定番書籍)シリーズに書いてあったものを参考にしました。
当日の状態を疑似体験する
本試験の雰囲気に慣れておくのも大切です。予備校などの模試を受けることが一番だと思いますが、それができないときは自分でやってみましょう。
私の場合、2週間前に本番と同じ時刻で図書館の自習室でセルフ模試を実施しました。
問題は過去問を使い、これが本番だと自分に思い込ませて緊張感を持ってやりました。
その結果、二次試験当日の過酷さを感じられました。
真剣にやるとぐったり疲れますし、夕方集中力も切れてくることがわかりました。
この体験を生かし、試験の数日前から勉強をあえて控えて、コンディションを整えることに全力をあげる作戦にしました。
知識量より当日持っている力をすべて発揮する方が重要だと感じたからです。またその方が仮にダメでも納得がいきそうな気がしました。
本番で一番過酷な時刻になる事例Ⅳの対策をとにかくやる
よく事例Ⅳが勝負の分かれ目と言われます。
その理由の一つは事例Ⅰ~Ⅲでは点数に差がつきにくく、事例Ⅳが大きな点差になりやすいからです。Ⅰ~Ⅲは対策していなくてもそこそこできますが、事例Ⅳだけは勉強していないと全くできません。
ですがここで言いたいのは、本番のスケジュールから考えてもやはり事例Ⅳが重要だということです。
事例Ⅳは1日の最後、夕方4時前から始まります。
みんな相当疲れたときにやるので、しっかり対策できていないと時間切れになったり、焦ってミスが出やすくなるのです。
ですから、疲れていても基本問題はサッと機械的にこなせるくらいに仕上げていなければならないということです。
そういう意味では、しっかり対策をしている人ほど事例Ⅳがラストでよかったと感じるはずです(事例Ⅳが夕方というのはひどいという声を聞いたことがありますが、疲れたときに読解をやる方がむしろきついかも)。
まとめ
- 持って行ってよかったもの→ガム、目薬、多めのお茶やコーヒー、フェイスペーパー、チョコ、めぐりズム
- 休憩時間の過ごし方を決めておく
- 当日のタイムスケジュールを疑似体験しておく
- 一番疲れているときの事例Ⅳを強化
二次試験は一次試験を突破してきた強者たちと競って上位2割に入らなければなりません。
合格ライン付近にたくさんの受験者が集中することからも当日のコンディションは重要です。このような厳しい勝負では、当日のプランニングやイメージができている人がやはり受かりやすいと感じます。
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