中小企業診断士二次試験で必要な練習は2種類だけ

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中小企業診断士二次試験は記述式で難しい試験です。

本番合格も難しいですが、そもそも勉強のやり方が難しいというのが受かった後も思うことです。

採点基準がわからないからです。

私は記述式の資格試験ははじめてだったので、本当に最初勉強法が見えませんでした。

目次

必要なのは2つの練習だけ

さてそんな中で自分に必要な練習は2種類だけという風に頭を整理してからは、だいぶ勉強が気楽に進められるようになりました。

それは

  1. ポイントを抽出する練習
  2. きれいな文にまとめる練習

 

この2つだけです。

まず①ポイントを抽出するというのはキーワードや要点を余すことなく拾い出せるか、その優先順位を付けられるかということです。

具体的には過去問で30~40分でポイントを抜き出せればOKという着地点を設定しました。この練習では文を整えないでしっかり抜き出せたかどうかだけを考えました。

これがしっかりできるようになると、決められた文字数に整えるのがたいへんに思えてきます。

それで次の工程、②きれいな文に整えることに力を入れました。これは「ふぞろい」シリーズの模範キーワードを使って自分なりに答えを編集し直すことで練習しました。

新聞の社説とかを短くまとめ直すとかの練習もあるみたいですが、私は時間がなかったのでやれませんでした。でも診断士試験合格のためなら過去問解答をまとめ直すほうがいいと思います。やはり模範解答によく出てくるキーワードとかお決まりのパターンとかがあるので。

 

勝ちパターンは作っておく

演習は上記の2つを練習するイメージで行いましたが、それ以外に作戦をはっきりさせることも行いました。

まずよく出る出題パターンに対しては、自分が一番書きやすいパターンを持っておくことにしました。例えば施策+その効果とか施策+その理由といった感じです。これをパターン化(文字数が多ければこれを繰り返すなど→施策+その効果、施策+その効果、施策+その効果)しておいたおかげで、構成や文字数の配分などは本番で戸惑うことなくスムーズに行えました。

また当初は頭の中の知識中心に答えるべきか、それとも与件から忠実に抜き出すべきか迷うことが多くありました。ですが迷うようならとにかく与件文から答えるように方針を決めました。またこの方針に決めてからは与件文を読みながらアタリをつけ、解答に落とし込むのが上手くなった気がします。

たいていの場合、与件文にない自分の考えを書きたくなったらその時点で大きく外していることを疑ったほうがいいですね。

 

過去問は答え合わせをした後が大事

二次試験の練習▼

  1. ポイントを抽出する練習
  2. きれいな文にまとめる練習

 

私は過去問演習をした後答えがだいたい合っていれば②の整える練習外していたら①の抽出する練習をしました。

過去問は「答えの検討をして放置」ではもったいないので、こういう補習みたいなことを行ないました。

基本的にこの2つの練習を積めば、だれでも着実に得点力は向上するのではないかと思います。

 

2次試験は一回過去問をやるだけで80分、解答の検討も行なうと2時間くらいかかるかと思います。そのあと、こういう練習をするのは正直しんどいです。

でもこれをどのくらいの濃さで行なうかはとても重要なのではないかと思います。

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